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井上順&シルビア・グラブ、三谷作品“常連組”がドラマ出演決定「とても刺激的な現場でした」【コメントあり】

2025/09/12 06:00

  • エンタメ総合
10月1日スタートのフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』に出演する井上順(C)フジテレビ

 演出家・脚本家の三谷幸喜が脚本、主演に菅田将暉を迎える10月1日スタートのフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)に菊地凛子、坂東彌十郎、井上順、野間口徹、シルビア・グラブ、野添義弘、長野里美、佳久創の出演が決定。豪華な顔ぶれが「1984年の渋谷」を大いに盛り上げる。

【写真】妖艶な雰囲気…ダンサー役で登場するアンミカ

 本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。菅田は、主人公で成功を夢見る演劇青年・久部三成(くべ・みつなり)を演じる。共演には二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波という豪華な顔ぶれが集結した。

 昭和、平成、令和と時代を越えて芸能界の第一線で活躍し続ける井上が、劇場の客引き・うる爺(うるじい)役で登場!うる爺は渋谷の繁華街に精通した調子のいいおっちゃん。巧みな口上で、夜な夜な手持ち看板をかざしながら客引きしている。井上は1963年、16歳の時に「ザ・スパイダース」に加入し、堺正章とともにツインボーカルとして活躍。1976年から『夜のヒットスタジオ』(1968年~1990年、フジテレビ系)の3代目司会を務め、軽妙なトークでお茶の間をわかした。三谷脚本作品には映画『ラヂオの時間』(1997年)、『3番テーブルの客』(1996年、フジテレビ系)、大河ドラマ『真田丸』(2016年)に出演している。

 三谷脚本作品の常連俳優、シルビア・グラブがゴージャスな劇場オーナー・ジェシー才賀(さいが)役で登場。赤字続きの劇場にやきもきし、支配人にプレッシャーをかける。流行をいち早く取り入れるミーハーな一面も。シルビア・グラブは、1997年に舞台『ジェリーズ・ガールズ』に出演して以来、『エリザベート』、『レ・ミゼラブル』など大ヒットミュージカルを中心に数々の舞台に出演。ストレートプレイへ活躍の場を広げてからは、テレビドラマや映画にも精力的に出演している。三谷脚本ドラマには『死との約束』(2021年、フジテレビ系)、大河ドラマ『真田丸』(2016年、NHK)、同『鎌倉殿の13人』(2022年、NHK)などに出演。

 そして、佳久はWS劇場オーナー・ジェシー才賀(シルビア・グラブ)の秘書・乱士郎(らんしろう)を演じる。佳久は元ラグビー選手という異色の経歴をもつ俳優。ラグビーの日本選抜メンバーに選出される活躍をみせたのち俳優へ転身。2022年に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)へ出演し、2023年は『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)、『サンクチュアリ‐聖域-』(Netflix)など幅広く話題作に出演。来年は再び大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)に出演予定など活躍は広がりを見せている。

 希望や夢を持ちづらくなった今、スマホで下ばかり見ている今、SNSはあるのに人間関係が希薄になっている今だからこそ、1984年をがむしゃらに生きた人たちの姿は「大切な何か」を投げかけてくれる。三谷ワールド全開で贈る、笑いと感動いっぱいの新水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は10月1日スタート。続報にも注目が集まる。

■キャストコメント

◆井上順
「『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は私が生まれ育った街、今も大勢の方たちが出入りする渋谷が舞台です。子供の頃、親に連れてってもらったり、小中学生時代にちょっと背伸びをしたりして大人の雰囲気を味わった場所。今は仲間と昭和を感じながら美味(おい)しい楽しい時間を過ごしてます。ドラマは昭和のノスタルジーを十分に味わいながらファンタジックな世界を醸し出します。そんな昭和を一緒に探求して下さい。探求〜(Thank you)。ははは」

◆シルビア・グラブ
「まず、この作品に出られること、豪華キャスト、素晴らしいスタッフの皆様と共演できることがものすごく幸せです。ドラマのレギュラーとして出演する事も今まであまりなかったのでとても刺激的な現場でした。初めてセットを見た時の興奮忘れられません!個人的には早く見たい!皆様にも早く見てほしい!早く台本に書いてあったシーンたち、台詞たちの完成版を目撃したい!あの時代のあの街のエネルギーたっぷりでがむしゃらに生きている住人たちと早く会いたい!」

◆佳久創
「この度、乱士郎を演じることになりました佳久創です。三谷幸喜さんの作品に再び出演できることを、大変光栄に思っております。今作品は主演の菅田将暉さんをはじめ、錚々(そうそう)たる出演者の皆さまが脚本の三谷さんによって作り出されたキャラクターを、一度観たら忘れられないくらい個性的に演じられており、ストーリーも目が離せない展開が怒涛(どとう)のように続きます。その中で私が演じる乱士郎は、無口で無愛想な男であり、どのように演じていくか悩んでいたのですが、西浦正記監督にキャラの方向性を導いていただき、登場する度にインパクトを残していく面白い役になり、私自身も大好きな役となりました!また、舞台が1980年代ということもあり、衣装・セット・小道具など、なにからなにまでリアルに再現されており、まるで当時にタイムスリップしたかのような感覚を楽しんでいただけると思います。登場人物全員の思惑が入り乱れる群像劇、ぜひお楽しみください」

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