公益財団法人日本デザイン振興会は15日、「2025年度グッドデザイン賞」を発表。グッドデザイン大賞は「仮設住宅」、「未来社会デザイン特別賞」は大阪・関西万博の大屋根リングが選ばれた。
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審査対象は5225件で、二次にわたる審査の結果、全1619件が受賞した。この中から、各審査ユニットのトップ5で構成する「グッドデザイン・ベスト100」を選出し、さらに20の審査ユニットより最も優れた対象として各1件ずつ選ばれた20件の中から、「グッドデザイン大賞」1件と「グッドデザイン金賞」19件が決まった。
また、「2025年日本国際博覧会」の開催を契機として「未来社会デザイン特別賞」を新設し、1件を選出。グッドフォーカス賞の12件を加え、特別賞は計33件となった。
長年にわたり人々から支持され続けている商品などに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」には11件が選ばれた。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」は、11月1日から東京ミッドタウン（港区赤坂）で開催される。
■グッドデザイン大賞 内閣総理大臣賞
2025年度に選ばれたすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、最も優れたデザインと認めるもの
仮設住宅 DLT木造仮説仮設住宅
坂茂建築設計／株式会社家元／株式会社長谷川萬治商店
■未来社会デザイン特別賞 日本デザイン振興会会長賞
「2025年日本国際博覧会」に関連した当該年度のグッドデザイン賞受賞対象の中で、未来社会の共創を促し、人類共通の課題解決に向け新たなアイディアを発信するデザインとして特に認めるもの
木造建築物 大屋根リング
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会／藤本壮介建築設計事務所／株式会社大林組／株式会社竹中工務店／清水建設株式会社／株式会社 東畑建築事務所／株式会社梓設計
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