スウェーデンのバンド・カーディガンズが、13日に東京、14日に大阪で開催されたライブイベント『SWEDISH POP CARNIVAL』のヘッドライナーとして登場した。
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同イベントには、メイヤ、クラウドベリー・ジャム、そしてカーディガンズの3組が出演。1990年代に一世を風靡したスウェディッシュ・ポップの“競演”として開催され、東京公演の会場となった東京ガーデンシアターには約8000人が集結した。
クラウドベリー・ジャムの演奏後、場内が暗転すると、鳥のさえずりのような「Cuckoo, cuckoo」が響きわたり、ドラマーのベングトを先頭にメンバーが登場。グリーンのスーツに身を包んだボーカルのニーナが加わり、「Your New Cuckoo」でライブは幕を開けた。武道館やサマーソニック以外では最大級となる日本公演だったが、音響バランスもボーカルのコンディションも申し分なく、会場を一気に引き込んだ。
続く「Hey! Get Out of My Way」「Daddy’s Car」「Sick & Tired」など、ファンにはたまらない初期の名曲が次々と披露され、演奏の完成度とアンサンブルの一体感も光った。「この曲が日本での成功のきっかけになった」と語って披露された「Sick & Tired」では、ニーナのボーカルが圧巻の力を見せた。
「Gordon’s Gardenparty」「Travelling with Charley」「And Then You Kissed Me」などを経て、ハープを手にしたニーナが日本語で「イチニサンシ」とカウントを取って始まった「For What It’s Worth」も印象的だった。さらに、「Erase / Rewind」「Happy Meal II」と続き、「Beautiful One」では「たぶん一度もライブで演奏したことがないと思う」というニーナのMCに驚きの声が上がった。
終盤には「Communication」や、ブラック・サバス「Iron Man」のカバーも飛び出し、観客の心を掴む。人気曲「Lovefool」ではお馴染みのアレンジが“アダルト”な空気からドラマチックに展開し、観客の多くが歓声をあげ、スマートフォンを構える瞬間となった。
本編ラストは「Rise & Shine」。アンコールでは「I Need Some Fine Wine And You, You Need To Be Nicer」や「Carnival」が披露され、日本のファンにとっても馴染み深い名曲たちが会場を包んだ。そしてラストは「My Favourite Game」。ここでまさかのブラック・サバス「Sweet Leaf」が爆音で再現され、驚きと歓声のなかで公演は幕を閉じた。
Apple Music、Spotify、YouTubeでは同公演のセットリストが公開されている。
カーディガンズ、12年ぶりの来日公演で約8000人を魅了 「Lovefool」に大歓声【ライブレポート】
2025/10/17 12:00
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