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芳根京子&高橋海人、“定番質問”への回答に変化「インタビュアーの方を真顔にしちゃう可能性が…」

2025/11/10 17:55

  • 映画
“定番質問”への回答に変化が生まれたことを明かした(左から)芳根京子、高橋海人 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の芳根京子、King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が10日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』大ヒット祈願!公開直前トークイベントに登壇した。

【写真】幻想的…ゆったり談笑する高橋海人&芳根京子

 作家・君嶋彼方氏のデビュー作を実写化。高校1年生の夏。プールに落ちたことがきっかけで体が入れ替わってしまった陸(芳根)、まなみ(高橋)。2人が15歳から30歳までお互いの姿のまま、さまざまな人生の岐路に立ちながらもときに衝突、ときに苦しみを分かち合いながら、必死に生きていく姿を描いた新しい“入れ替わりもの”となっている。

 これまで定番で聞かれていた“もし誰かと入れ替わるなら?”という「if」の質問について芳根は「すごく気楽にポンと言えてたことが『言えない!』みたいな。それがどれだけ重いことなのか。入れ替わるってすごく大変なこと。だから自分の人生を大切にしたい。『入れ替わりたくない』ってこれから答えちゃう」と今作を経て意識が変化。

 高橋も「だいたいこういう質問は大喜利要素というか、ワクワクした顔で聞いてくれるインタビュアーの方を一瞬で真顔にしちゃう可能性がある」と苦笑すると芳根は「『期限は?』とか聞いちゃう」と役柄を通して入れ替わりを経験した2人だからこその視点で語る。高橋は「重く捉えちゃう。入れ替わりってそんな簡単じゃないですよって。インタビュアーさんとの関係が怪しくなっちゃうのは嫌だから…。考えはすごく変わりました」と語った。

 また、高橋は「自分は映画を出来上がったものを観させていただいて2人の表情をみた上で、誰かと入れ替わるとなったら“こういうところをあげたくないな”“こういう要素を奪われたくないな”と思ってることこそがすてきで、自分の人生を生きている証拠。誰にもあげたくないものこそが自分なのかな、とか、観てるといろんな気付きがある」と力を込めていた。

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