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『アバター』最新作、圧倒的なスケールで描かれる“炎の決戦”――日本版予告編解禁

2025/11/18 07:46

  • 映画
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』12月19日公開(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 全世界歴代興行収入ランキングで1位を記録した『アバター』(2009年)をはじめ、同ランキング3位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22年)など、映画史に新たな金字塔を打ち立ててきたジェームズ・キャメロン監督による「アバター」シリーズ。その最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が12月19日に日米同時公開される。このたび、日本版予告編が初めて公開され、物語の一部が明らかになった。

【動画】『アバター』最新作、日本版予告編

 神秘の星〈パンドラ〉を愛する先住民のナヴィと、侵略を狙う人類の戦いを描いてきた「アバター」シリーズ。解禁された予告映像の冒頭では、これまでのシリーズで描かれてきたジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)とネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)の歩みを振り返る。『アバター』ではナヴィの世界に身を投じ、家族を築き、人類との戦いに身を置いたジェイク。前作『ウェイ・オブ・ウォーター』では海の民と共に侵略に立ち向かったものの、愛する家族の命を失うという大きな犠牲を払った。

 最新作では、パンドラの先住民でありながら“炎を操る力”を持ち、人類と手を組むアッシュ族の戦士ヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)が新たな脅威として登場する。「幼い頃に炎が山からやってきて全てを奪った。わが民は救いを求めたのにパンドラの女神(エイワ)に見放された」という復讐心を抱えるヴァランは、執念深い“最強の傭兵”クオリッチ(演:スティーヴン・ラング)と結託し、パンドラに総攻撃を仕掛ける構えだ。

 一方、ジェイクは「何があってもこの家族が俺たちの砦だ」「奴らは海を破壊し森を滅ぼす。絶対に許さない」と決意を新たにし、海や森を破壊する敵勢力に立ち向かう。シリーズ最大規模となる“炎の決戦”の一端が映し出され、圧倒的なスケールのバトルシーンが確認できる。

 予告の終盤では、ジェイクとネイティリの息子ロアク(演:ブリテン・ダルトン)が「憎しみの炎は悲しみの灰を残すだけ…だが何があっても、光は再び取り戻せる」と語る場面も収録。ジェームズ・キャメロン監督は本作について「これは家族が戦いの意味と向き合う物語なんだ。映画の重要なテーマのひとつだよ」としており、壮大なアクションの中に深いエモーションを宿した作品となることが示唆されている。

 革新的な映像表現と普遍的なテーマを両立させ、世界中の観客を魅了し続ける「アバター」シリーズ。最新作がどのような物語と映像体験をもたらすのか、公開への期待が高まる予告映像となっている。

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