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マリウス葉、“難民支援”経験を明かす「ただお金を渡すだけでなく…」

2025/11/25 15:50

  • エンタメ総合
“難民支援”の経験を告白したマリウス葉 (C)ORICON NewS inc.

 元Sexy Zoneのメンバーであるマリウス葉が25日、都内で行われた『WFPチャリティー エッセイコンテスト2025』の表彰式に特別審査員として出席した。

【写真】カッコイイ…!グレースーツで登場したマリウス葉

 「すべての人に食べ物を 私ができること」をテーマにした今回のコンテストには、小学生から大人まで幅広い層から2万1854作品が寄せられた。今回寄せられた作品1点につき給食2人分の寄付にあたる60円が学校給食支援に充てられる。特別審査員をふなっしー、広瀬アリス、マリウス葉、審査委員長を堀潤が務め、事前審査を行った。表彰式当日は受賞者への表彰状授与とともに、それぞれが選んだ作品に向けて祝福の言葉を贈った。

 登壇したマリウスは「言葉を紙に書くことで、人の心を動かし、行動につながる。まさにこのコンテストはその力を証明してくれていると思います。どの作品からも強い思いが伝わり、深く感動しました」と総評し、「世界には十分な食料があるのに飢餓が続いています。一人の力で飢餓を終わらせることは難しいかもしれません。ですが、自分にできる一歩が連鎖となって大きな変化につながります。今回寄付される給食も、子どもたちのお腹を満たすだけではなく、学校への出席率や識字率の向上にもつながり、社会にポジティブな変化を生み出す大切なステップだと思います。皆さんの言葉は、子どもたちの未来に確かな希望を届けています。本当に素晴らしい作品をありがとうございました」と受賞者へ感謝を伝えた。

 式後の質疑応答では「中学生の頃、誰かのために実際に行動したエピソード」を問われ、マリウスは「僕はドイツのハイデルベルクという町で生まれたんですけど、日本に住んでいた時から年に何度かは帰る機会がありました。その時に道を歩いていると、当時ドイツがシリアでの戦争で難民をたくさん受け入れていて、僕と同い年ぐらいの男の子が道で『ご飯を買うためのお金ください』と英語とドイツ語で言っている姿を見たんです。僕は難民がいない頃に生まれていたので、その時はどう行動すればいいのか悩みました」と回想。

 続けて「ただお金を渡すだけでなく『僕もこれからご飯を食べるから、一緒にランチを買ってあげるからお話を聞かせて』と。お金を寄付するのも素晴らしいことだけど、少しでも寄り添うということを実感して、その時に『人を助けたい』ということを強く願いました」と語っていた。

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