BEiNG Vol.12 「移民」は労働力ではなく“人間”共生社会への第一歩を考える
URL:https://www.ryukoku.ac.jp/being/12/
ポイント
● 公式Webサイトのメインコンテンツ「BEiNG~社会と自己の在り方を問うメディア~」最新号公開
● 今号のテーマは「移民」
● スロバキア出身で専門家の国際学部デブナール・ミロシュ准教授が監修
本件の概要
政府では、移民がテーマとなる技能実習制度の廃止と「育成就労」制度への移行準備、特定技能制度の拡充などが議論され、移民を「単なる労働力」ではなく「人間」として尊重する方向性が示されています。
この度、龍谷大学では、webサイトのメインコンテンツ「BEiNG」の最新号「『移民』は労働力ではなく“人間”共生社会への第一歩を考える」を公開しました。23年度の公式Webサイトのリニューアルを機に、トップページに「BEiNG~社会と自己の在り方を問うメディア~」(更新は年4回。翻訳し、英語サイトにも掲載)を掲載しています。BEiNGは、急速に変化するイマを見つめ、社会課題の本質にフォーカスし、多角的な視点で一つひとつの事象を掘り下げ、現代における自己の在り方(=Being)を問う新しいメディアです。「世の中が知りたい情報」と「龍谷大学が伝えたい情報」の接点にフォーカスしてトピックスを選定しています。
●記事の目次
1.「移民」とは誰のことなのか
2. 「門戸を開けば人が来る」時代の終わりか
3. 差別撤廃を実現するのは「善意」ではなく「仕組み」
4. 分断を越える「社会的想像力」の養い方
●記事の導入部分※Webサイトから抜粋
「移民」と聞いて、私たちはどのような人々を思い浮かべるだろうか。コンビニエンスストアや建設現場
などで働く姿をまず想像するかもしれないが、そのイメージは実態のごく一部を捉えたものだ。「移民」
という言葉は日常的に使われる一方で、その定義は曖昧なままで、多くの誤解やステレオタイプを生んで
いる現状がある。本記事では、スロバキア出身で移民研究を専門とするデブナール・ミロシュ准教授への
インタビューを通して、移民の多様な実像を捉え、これからの多文化共生社会のあり方を考える。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511279976-O1-9gyIcc0G】
●監修者
デブナール・ミロシュ(Miloš DEBNÁR)/ 龍谷大学国際学部・准教授
スロバキア出身、社会学が専門。学部時代にブラジルで日系人と出会い、「移民」という現象に関心を持ち、日本留学中にその研究を始める。2007年から大学院に進学するために再び渡日し、社会学を学びながら移民研究をし続けてきた。
〇関連URL
・教員紹介ページ
https://www.world.ryukoku.ac.jp/teacher/debnar.html
・Academic Doors※Webメディア。インタビュー記事をご覧いただけます。
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/19
