• X
  • facebook
  • line

アモイから始まった「橋」- Xiamen International Bankの40年にわたる年代記

2025/12/01 15:11

  • Xiamen International Bank
Xiamen International Bankの新本社完成予想図
Xiamen International Bankの新本社完成予想図
 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512010120-O1-R5mNWA7s

 

AsiaNet 201275 (0313)

 

【アモイ(中国)2025年12月1日新華社=共同通信JBN】改革開放の初期にスタートを切ったアモイ(厦門)の金融の橋は、過去40年間で福建省のXiamen Special Economic Zone(アモイ経済特区)から福建省を超えて世界中の華人社会へと広がっていきました。1985年に設立されたXiamen International Bank(厦門国際銀行)は、この経済特区に根を下ろし、全国に拡大し、さらに国際的なつながりを築き、中国の金融開放の発展に積極的に参加し、その発展に立ち会ってきました。

 

経済特区の橋:草創期からアモイを国際金融市場に結ぶ

 

Xiamen International Bankは創業初期に、経済特区の建設を支援し、その一方で国際資本の導入を手助けしました。1986年に同銀行は厦門大橋のための第1回債券の発行代理店を務めました。この発行は、中国における新たな金融モデルを導入することになったため、極めて重要な意味を持っていました。つまり、初めて高速道路の建設資金が国からの投資と地方が発行した債券の組み合わせによって賄われました。この債券の募集は香港やマカオの同国人や、地元住民の間で熱狂的に受け入れられ、アモイの島全体の発展に不可欠な資金をもたらしました。これと同じ頃、同銀行は香港とマカオの銀行から担保付き融資の専門知識を導入し、抵当権付き住宅ローンを提供した中国で最初の銀行の1つになりました。また島と本土の間の海峡を超えた直接決済手段がまだ確立されていない時期に、米国を経由した送金チャンネルを開設し、台湾から2日以内で受け取れる電信送金を実現しました。

 

福建省全域にまたがる橋:省内での存在感を深め、その発展に奉仕

 

Xiamen International Bankは、アモイを拠点とし、国内市場と海外市場を結び、福建省を重視し、業務を全国に拡大するという原則に導かれ、1992年に福州に初の本土内の支店を開設し、その後、ネットワークを福建省のすべての地級市に拡大しました。2025年6月現在、同銀行と関連会社のChiyu Banking(集友銀行)は、福建省で3000人以上の従業員を擁して50を超す支店を運営し、過去10年間で140億元を超す税収に貢献しました。

 

海外華人ための橋:海外華人向けの金融サービスを拡大し、国境を超えた金融を強化

 

Xiamen International Bankの創立時以来の株主の1社は、東南アジア出身で、愛国心の強い華僑のGEORGE M.K. LEE氏が統制している、香港が拠点のPanin Holdings Limitedです。その関連会社のLuso International BankingはGEORGE M.K. LEE氏によって設立され、一方のChiyu Bankingは海外華人社会の著名な代表者であり、国家の誇りの源泉として尊敬されているTan Kah Kee氏によって設立されました。近年、同銀行は海外の中国人遺産を活用して海外華人社会のためのサービスを強化し、その一方で国境を超えた金融業務を拡大してきました。2025年9月現在、同銀行の海外金融事業は約2300億元に達しています。同銀行は120を超す中国の非金融企業が2400億元超相当のオフショア債券を発行するのを支援しました。またその国際業務は全業務の3分の1以上を占め、中国で最も高い国際業務比率を持った中小規模銀行となっています。

 

The Chinese Bankerによる2024 Global 1000 Banks (2024年世界の銀行1000位)ランキングで、Xiamen International Bankは、総資産で156位、Tier 1資本で168位にランクされました。

 

ソース:Xiamen International Bank

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line