リヨン(フランス), 2025年12月3日 /PRNewswire/ -- NEJM Evidence(New England Journal of Medicine Groupによる医学雑誌)は、Ziwigが開発した唾液ベースの診断検査に関する「子宮内膜症における唾液microRNAシグネチャーの検証(Validation of a Saliva microRNA Signature for Endometriosis)」と題する論文を掲載しました。
前向きかつ独立した多施設共同臨床試験の結果が、フランスで実施された内容として掲載されています。同試験では、17の公立および私立病院において、18歳から43歳までの症状を有する女性971名が登録されています。
⾼性能な唾液ベースの診断技術
Ziwig Endotest®は、次世代シーケンシング(NGS)と人工知能を組み合わせ、109種類の唾液中microRNAを解析することで評価されています。診断結果の判定は、患者の臨床的状況に関する事前情報を持たないブラインドで実施され、方法論上の独立性と信頼性が十分に確保されています。
NEJM Evidenceの掲載論文では、次のような極めて優れた診断性能が強調されています。
・感度: 97.3%
・特異度: 94.1%
・全体精度: 96.6%
・陽性的中率: 98.2%
・陰性的中率: 91.3%
これらの結果は、Ziwig Endotest®により100人中96人以上の女性が正確な診断結果を受けられることを示しています。また、ホルモン治療の有無、鎮痛薬使用の有無、登録施設、シーケンス条件にかかわらず、すべてのサブグループにおいて性能が一貫しており、実臨床環境での同検査の信頼性と再現性が確認されています。
臨床現場で日常的に処方可能に
フランスの革新的医療技術に対する早期アクセス制度(Forfait Innovation)の枠組みのもと、Ziwig Endotest®は現在、償還対象となっており、フランス国内100の病院で医師の処方により利用可能になっています。
同検査は、子宮内膜症が疑われる慢性的な骨盤痛を有し、画像検査の結果が正常または判定困難な18歳から43歳の女性を対象としています。また、研究目的に限定されることなく処方でき、女性が迅速かつ非侵襲的で正確な診断へアクセスすることを可能にしています。
女性の健康における大きな前進
子宮内膜症は、妊娠可能年齢の女性の約10%に影響を及ぼし、診断までに7年以上を要することも少なくありません。Ziwig Endotest®の検証と臨床導入は、より早期で、より簡便かつ公平な診断に向けた大きな一歩となっています。
「NEJM Evidenceへの掲載は、科学と子宮内膜症に悩む女性のための大きな前進です。この革新的技術を患者のもとへ届ける上で不可欠であった、すべての女性、医療機関、医療従事者の皆様のご尽力とご支援に深く感謝いたします」と、Ziwig創業者兼社長のYahya El Mir氏は述べています。
詳細について:www.ziwig.com
プレス問い合わせ先 – Finn Partners
Marie-Hélène CosteおよびAurélia Adloff
06 20 89 49 03 / 06 89 38 94 70
sante@finnpartners.com
ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/2835260/Ziwig_Logo.jpg?p=medium600
(日本語リリース:クライアント提供)
PR Newswire Asia Ltd.
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512030256-O2-Pa4rD6aF】
PR Newswire
1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。www.prnasia.com
