「エール御膳」リニューアル!愛知の食材も 味処大番御山本店

 
米なすに八丁みそで音符を描いたエール御膳

 福島市御山の飲食店「味処大番御山本店」は12日、同市出身の作曲家古関裕而と妻金子(きんこ)がモデルのNHK朝ドラ「エール」に合わせた「エール御膳」の提供を始めた。本県の特産品のほか金子の地元愛知県の食材をふんだんに使った料理に仕上がっている。

 同店にはこれまでも「エール御膳」があったが、地元福島の人たちに楽しんでもらおうと愛知県の食材を取り入れて刷新した。

 金子の地元豊橋市のヤマサちくわの「豆ちくわ」を使ったほか、ウナギちらしに愛知県三河一色産のウナギを使用。米なすのみそ田楽は、愛知県の八丁みそで音符を描いた。

 福島からは自家製の紅葉漬のほか、ドラマで登場する川俣にちなんだ川俣シャモサラダ、柏屋薄皮饅頭(まんじゅう)の天ぷらなどを提供する。

 2500円(税別)で、数量限定。福島市松浪町の味処大番竹林亭での提供も予定している。店を経営する信夫木材通商の宗像浩二取締役業務部長(52)は「ドラマをイメージしながら食事を楽しんでほしい」と話している。問い合わせは御山本店(電話024・535・3730)へ。