内部被ばくほぼ検出せず

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 原発事故から8年以上がたち、放射性物質自体が半減期に沿って減ることに加え、雨などにより放射性物質が流れてわれわれの日常の環境から遠ざかったり、モニタリングや除染などさまざまな対策がなされたりすることにより、放射線に関する値は、その多くが随分と下がりました。

 内部被ばくの値もその一つです。流通する食品がしっかりと管理されたため、事故から1年後の2012(平成24)年ごろには、内部被ばく検査で値を検出する人はほとんどいなくなっていました。その一方で、一部の食材には出荷制限がかかり、そのようなものだけを継続的に食べ続けるような場合、ごくまれですが値を検出することがありました。南相馬ではその当時、数万回の検査のうち最大で年間1ミリシーベルト強の値が計測されています。

 それに対して最近では、ほとんどの方からそもそも検出しないことに変わりはありません。加えて、出荷制限のかかるものをご自身で食べ続けて検出されることはさらにまれになり、その値も下がりました。この2年間の内部被ばく検査の最大値は、12年ごろに比べて5分の1程度となりました。

 現在の内部被ばく検査では、ほとんどの方で検出しないことに加え、検出する場合の最大値ですら、年間1ミリシーベルトに比べて、随分と低い値になってきているのです。