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「沿岸部」進む防災化 堤防が守る町、遠ざかる海...少し複雑

2016/02/27 19:16

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いわき市久之浜町で進められている都市整備と一体となった防災事業。奥に見える海岸沿いの堤防は高さ7.2メートルにかさ上げされ、堤防の手前に防災緑地が整備される。さらに手前では県道の改修工事が行われ、堤防、防災緑地、道路といった「多重防御」で住民の安全確保を図る(パノラマ合成)

 東日本大震災の津波に襲われた本県沿岸部では海岸堤防の建設や防災緑地の整備など復旧、復興に向けた動きが加速している。常磐線は再開へのレールが敷かれつつあり、小名浜港は港町復興へのまちづくりが東港地区の整備とともに進む。地震で甚大な被害が出た白河市など内陸部では被害軽減に向けた対策が講じられ、被災した住民が新たな生活を送っている。  津波対策として堤防のかさ上げや防災緑地の整備が本県沿岸部で進められ...

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