東日本大震災と原発事故後の沿岸部の動植物の生態について、武田和也県自然保護課長に現状を聞いた。 ―沿岸部の現状は。 「津波や、原発事故に伴う避難指示の影響で一部の生態に変化がみられる。特定外来生物のアライグマは、浜通りを中心に生息域の広がりが推察され、農産物被害や排せつ物による家屋被害が一部で発生している。県は防除計画を昨年策定し、対策を急いでいる」 ―イノシシの被害は。 「原発事故の影響で農業...
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