旅のエッセーで知られる沢木耕太郎さんは、食を目的に旅したことがない。しかし、たまたま訪れた長野県小諸市で食したうな重は特別な存在。わざわざ、そのうな重を食べるために旅に出かけたことがある ▼うな重は、肝吸いと香の物が添えられた定番スタイル。香の物として信州らしく、野沢菜漬けが添えられていた。最初食べた時は格別においしいとは感じなかった ▼そのうな重が旅の目的になったのは、知人との会話がきっかけだっ...
この記事は会員専用記事です
残り292文字(全文492文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。