人生の中で、いつ何と出会うかが、その後の道を決めることがある。京都大教授の山中伸弥さんの場合は、中高生の頃に読んだSF小説や科学の本が研究者を目指すきっかけとなった ▼体の組織や臓器の細胞などに変わるiPS細胞を生み出し、ノーベル賞を受賞した山中さんらしい話だが、元は歴史に興味があったという。科学の本に没頭する前は、何十冊もある学習まんが「日本の歴史」が大好きで繰り返し読んでいた ▼転機は突然訪れ...
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