花のき村に5人の盗人がやってきた。リーダーはこれまでも盗みを重ねてきたが、ほかの4人は大工や錠前屋などの職人からの言わば転職組。リーダーは彼らに村の下見を命じるものの、屋敷の造りの見事さに感心したり、蔵に鍵がかかっていないのを嘆いたりでちっとも役に立たない ▼昼寝を決め込んでいたリーダーは通りかかった子どもに子牛を預けられてしまう。それまで人に信用されたことのなかった彼は、その子が自分に牛を...
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