小野町の夏井千本桜フェスタは11日、開幕した。13日と18~20日に、観光名所のライトアップや同町夏井の特設会場で大道芸人ショーなど多彩なイベントを開き、来場者をもてなす。
夏井千本桜第1駐車場でオープニングセレモニーが行われ、村上昭正町長や長久保勝男町商工会長がカウントダウンして点灯した。ライトアップは6年ぶりで、新たに夏井諏訪神社でも実施。樹齢約1200年とされる翁杉(じじすぎ)・媼杉(ばばすぎ)にも照明が当てられ、幻想的な光景が広がる。
12日はJR磐越東線夏井駅で利用者を歓迎し、町特産品の黒ニンニクや日本酒「東堂山勝馬」を振る舞った。村上町長は「桜は来週には満開になりそう。たくさんの人に訪れてほしい」と来場を呼びかけた。