会津図書館は会津若松市の同館で展示「会津×マンガ 会津ゆかりの漫画家と作品」を行っている。今月から放送が始まった人気コミックが原作のアニメ「ざつ旅―That's Journey―」の特製パネルを飾ったコーナーで、会津ゆかりの人物や会津を舞台にした漫画を展示、貸し出しする。5月27日まで。
「ざつ旅」の1話は会津若松市が舞台になっている。こうした縁から、アニメの放送に合わせて地域を盛り上げようと、同館、市観光課、会津若松フィルムコミッションが企画した。
JR会津若松駅や羽黒山湯上神社など同市の名所と漫画の登場人物をあしらった特製パネルは、セイコーエプソン(長野県諏訪市)が会津若松市に構える「彩会ノ蔵 Epson Living Lab.AIZU(エプソンリビングラボあいづ)」で製作された。
会場には「ざつ旅」のほか、東山温泉を舞台にした漫画「花唄メモワール」などの単行本、作者のサイン入りポスター、市の観光パンフレットも置いている。
会津図書館の成田陽子さんは「市外の人にも漫画の展示をきっかけに、会津若松市を訪れてもらえれば」と来場を呼びかけている。