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猫人形650体…喜多方に新ミュージアム、広がる昭和感、ユーモラスに

2025/05/19 09:05

遠藤さんが手作りで制作した愛くるしい猫の人形が来館者を迎える「猫ねこミュージアム」

 喜多方市に猫好きのための観光スポット「猫ねこミュージアム」が誕生した。木之本漆器店(同市)が猫の人形を展示していた「桐のこ人形館」を併設するカフェテラス「わさび」にミュージアムとしてリニューアルオープンした。

 猫の人形は桐の木くずと小麦粉を練り、代表の遠藤久美さんが一体ずつ手びねりで制作した。リニューアルに合わせて人形を150体増やし、計約650体が愛くるしい表情で来館者を迎える。

 ミュージアム内は昭和40年代の喜多方の夏祭りや学校の風景などを再現したノスタルジックな世界が広がる。「猫の縁日・宵祭り」では、鉢巻きをした猫が山車を引いたり、マタタビ酒で宴会を楽しんだりしている。「猫じゃらし学園」では、制服を着た猫が授業を受ける様子や運動会、学園祭の風景をユーモラスに表現している。カフェ入り口のテラスでは、ジャンボ猫4体がテーブルでくつろぐ。

 入場料は大人300円、小学生100円、未就学児無料。水曜日休館。リニューアルを記念して6月30日までに来館した人に入場料が半年間無料となるチケットを配布している。

 問い合わせは木之本漆器店(電話0241・23・1611)へ。

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