須賀川市内の高校に通う生徒らが、地域の魅力を見つけて発信する「わたしの未来 ふるさと応援ワークショップ」に取り組んでいる。生徒らは“若者目線”で地域の良さを再発見し、移住・定住の促進策を考えてPRする。
若い世代に地元への愛着を深めてもらうことで、定住や将来的なUターンにつなげようと市が企画。秋ごろまでに全4回のワークショップを開催し、参加者は移住・定住に向けたアイデアや交流サイト(SNS)でのPR方法などを考える。
初回は7月24日、市民交流センター「テッテ」などで開かれ、高校生17人が参加した。県南地区の生活情報誌「月刊すかっと」などを手がけるエリア・マークス(同市)の中野目美和編集長らから情報発信のポイントや写真、動画の撮影法を学んだほか、「地元の好きなところ」などの意見を出し合った。
生徒らはその後、観光物産館や風流のはじめ館を巡り、お気に入りの場所を撮影した。