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自転車で只見駅~会津若松駅をリレー 只見の小中学生ら、観光列車走行へPR

2025/08/07 08:50

只見線と会津線の自転車リレーに向け、意気込む子どもたち

 只見町などの小中学生でつくる「只見線こども会議」は10日、JR只見線と会津鉄道会津線の駅を自転車でリレーし、両路線に観光列車が走行するようPRする。子どもたちは「自転車で頑張って走り、多くの人に呼びかけたい」と意気込んでいる。

 こども会議からの発案で署名が集まり、6月には只見線に豪華観光列車「リゾートしらかみ編成」の走行が実現した。観光列車の重要性をあらためて発信しようと、自転車リレーを企画した。

 只見線では、只見駅を午前6時に出発、会津若松駅までの約90キロをリレーする。担当は角田陽咲(ひさき)さん(只見中2年)、青木晄希(こうき)さん(昭和中2年)、酒井詩文(しふみ)さん(明和小6年)、角田淳紘さん(同5年)の4人。会津線では、午前7時半から会津高原尾瀬口―会津若松駅間の約75キロを角田杏さん(只見中3年)が走行する。途中、大竹日生(ひなせ)さん(明和小2年)が並走する。

 いずれの路線でも、各駅で列車利用客に葉っぱのスタンプを押してもらう。出来上がった樹木のパネルは鉄道関係者に渡す。道中は、伴走の自転車と車両が付き添い、サポートする。

 角田杏さんは「自分にとってなじみの薄い地域を巡るので不安もあるが、たくさんの人にスタンプを押してもらい、観光列車が走る後押しをしたい」、角田陽咲さんは「一人でも多く只見線に興味を持ってもらえるよう、頑張って走りたい」と意気込みを語った。

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