朝取りの新鮮なモモを首都圏でその日のうちに味わってもらおうと、JAふくしま未来は「ふくしま桃の日」の8日、列車による荷物輸送サービス「はこビュン」で県産モモの主力品種「あかつき」を東京都内に発送した。
「ふくしま桃の日」が制定された2023年から取り組んでおり、今年で3年目。毎年即日完売する人気ぶりで、今年は昨年の3倍以上の900セット(2個入り)を新宿駅など5カ所で販売。同JAによると1時間半ほどで売り切れた。
福島市のJR福島駅で行われた出発式には三津間一八組合長やJR東日本福島統括センターの静徹也所長らが出席した。三津間組合長は「あかつきのおいしさを首都圏で伝えたい」とあいさつ。同日朝に桑折町で収穫された糖度12度以上のモモを新幹線に積み込み、送り出した。駅利用者にも県産米粉とモモのジュースで作った「桃たわわバウムクーヘン」と「あかつき」を配った。
同JAは7月13日、26日、8月8日の3日間を「ふくしま桃の日」に定めている。