長崎は9日、米国による原爆投下から80年となり、爆心地の長崎市松山町にある平和公園で「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれた。同市を訪問中の郡山市中学生派遣団も式典に参列し、犠牲者へ黙とうをささげた。
宮城中の生徒(2年)は「被爆者への追悼の願いを込めて黙とうをした。原爆でたくさんの方が亡くなったこと、原爆の恐ろしさを周りに伝えていく」と決意を述べた。安積中の生徒(2年)も「平和がどれほど尊いことかを感じた」とし「80年という長い時間がたち被爆者の方々が少なくなっている。少しでも周りの人に原爆や被爆者のこと、平和の大切さを伝えていく」とした。