陸上自衛隊福島駐屯地は27、28の両日、創立72周年を記念した行事を福島市で開く。「愛し、愛される福島駐屯地」のテーマで多彩な催しを繰り広げる。
27日は午前11時20分から、吾妻通りでパレードを実施する。隊員約130人と16式機動戦闘車、偵察警戒車など自衛隊車両が堂々と行進し、ファンシードリル隊が演技を披露する。午前10時~午後2時には、まちなか広場で偵察用オートバイなどを展示、音楽演奏も行う。
28日は午前9時~午後3時、駐屯地を一般開放する。敵との接近戦を想定した迫力ある訓練を公開する。96式装輪装甲車などの体験乗車、音楽隊の演奏、装備品の展示も行う。子どもたちが楽しめる「ちびっこ広場」も設置する。JR福島駅西口、臨時駐車場から駐屯地への無料シャトルバスも運行する。
国分亮広報陸曹、飛田克宏渉外陸曹、高橋祐介2等陸曹、今井実加広報陸曹は「子どもから大人まで、幅広い世代の方々に楽しんでいただきたい」と呼びかけている。問い合わせは福島駐屯地広報室(電話024・593・1212)へ。