福島医大医学部放射線健康管理学講座の坪倉正治主任教授(43)らの研究グループは、東京電力福島第1原発事故後に安定ヨウ素剤を服用した三春町の子どもを調査した結果、服用の有無は甲状腺の状態に関係しなかったとする論文をまとめた。 同町の住民は放射線被ばく量が低く、普段の食生活でのヨウ素摂取量も十分だったため、原発事故による甲状腺への影響は最小限にとどまったと考えられるという。 同町は原発事故後、避難区...
この記事は会員専用記事です
残り461文字(全文661文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。