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県内では小泉進次郎氏が最多得票 自民党総裁選

2025/10/05 08:00

県内党員投票の開票作業を行う県連関係者

 自民党総裁選の県内の党員投票は、決選投票を戦った小泉進次郎氏が3403票で最も多く、新総裁に決まった高市早苗氏は小泉氏に次ぐ2481票だった。

 開票作業は4日午前、自民党県連で行われた。そのほかの候補者の得票は林芳正氏が1674票、小林鷹之氏が264票、茂木敏充氏が253票。県内選挙人総数は1万1695人で、投票率は69・41%で昨年の総裁選の67・17%を2・24ポイント上回った。

 新総裁に決まった高市氏について矢吹貢一県連幹事長は、行動力などを評価した上で「党を一から立て直す気概を示し、国民政党として再生を歩む道筋をしっかりと立ててほしい」と期待を寄せた。

 県内では7月の参院選福島選挙区で党公認候補が勝利した一方、昨秋以降の党員減少など逆風は続く。矢吹幹事長は「国民目線の政治を通じて政治の信頼回復に努め、政治の安定を図ることが一番」とし、高市氏には「継続して福島の復興創生を前に進めるためにもご尽力いただきたい」と語った。

 決選投票、本県3人が小泉氏

 自民党総裁選では、本県関係国会議員4人のうち、3人が決選投票で小泉進次郎氏に投票した。

 3人は森雅子参院議員(福島選挙区)と坂本竜太郎衆院議員(福島4区)、根本拓衆院議員(比例東北)。いずれも1回目の投票でも小泉氏を支持した。

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