パリ・パラリンピックの車いすラグビーで金メダルに輝いた橋本勝也選手=アモーヴァ・アセットマネジメント、三春町出身=による車いすラグビー体験会が8日、いわき市の平体育館で開かれた。参加した子どもたちが車いすラグビーの迫力を間近で感じた。
いわき平中央SKYロータリー衛星クラブの主催。クラブがオープン例会の講師を橋本選手に依頼したのがきっかけで、体験会も開くことになった。
橋本選手は、競技を始めたばかりの頃の映像などを示しながら、これまでの軌跡を紹介。「長年日本代表として活動して思うのは、最初から何でもできる人はおらず、見えないところで努力しているということです」と呼びかけた。
参加者は、車いすラグビー用の車いすに乗り、橋本選手のタックルを受けるなどしながら、競技の魅力に理解を深めていた。
