第78回全日本合唱コンクール全国大会大学職場一般部門は22日、佐賀市文化会館で開幕した。初日は大学ユースと室内合唱の両部が行われ、福島県勢は室内合唱で「こそり」が銀賞、大学ユースで福島大混声合唱団が銅賞を受賞した。日本一に相当する文部科学大臣賞には、大学ユースが都留文科大合唱団(山梨県)、室内合唱は女声合唱団ソレイユ(佐賀県)が選ばれた。
会津若松市を拠点に活動するこそりは、自由曲に混声合唱組曲「三味線草」から「三味線草・弐」を披露。鈴木雄治郎団長(31)は「練習してきた強めの発声で音楽を幅広く表現でき、ホールで気持ちよく歌えた。昨年の銅賞を超えることができて良かった」と振り返った。
最終日の23日は同声合唱、混声合唱の両部が行われ、本県からは安積黎明高卒業生らでつくる「合唱団L’alba(ラルバ)」、喜多方高卒業生を中心に構成する合唱団「櫻」が出場する。
