新鮮な魚や加工品を販売する「小名浜港朝市」が22日、福島県いわき市小名浜の小名浜荷さばき・加工流通倉庫で初開催され、多くの買い物客が長い列を作った。
県漁連と小名浜水産加工業協同組合、小名浜機船底曳網漁協の主催。同施設が昨年11月にオープンし、小名浜港の漁業関係の整備が一段落したことから、小名浜の商品を広く紹介しようと初開催した。ユメカサゴやメイタガレイといった新鮮な魚や、サンマのすり身やアジの開きなどが並んだ。サンマのつみれ汁の振る舞いも行われた。
県漁連の鈴木哲二専務理事は「復興した漁港を多くの人に見てもらいたい。朝市はこれからも続けていく」と話した。
