青森県産リンゴの画像をそろえる六面立体パズル「アオモリックキューブ」が販売され、人気となっている。全ての面が赤色で似た模様のパズルは交流サイト(SNS)で「難しすぎる」と話題に。5月からは県外に販売網を広げたが、入荷後すぐ完売の品薄状態が続いている。
青森県はリンゴの生産量全国1位を誇り、今年は県にリンゴの木が初めて植えられてから150周年となる。パズルは品種の違いを知ってもらいPRにつなげようと県が企画し、青森市の企業が販売を手がける。
各面にあしらわれたのは「ジョナゴールド」や「ふじ」、「世界一」、「陸奥」など6種の表面の画像。攻略するには鮮やかな赤の「紅玉」や点の模様がある「千雪」など品種ごとの特徴を見極める必要があり、「難易度MAX」「青森からの挑戦状!」とうたう。SNSで「完成までどのくらい時間がかかるんだろう?」「ミカンでもできそう」と注目された。
同課の担当者は「多くの人にパズルで遊んでもらって、150周年を盛り上げられれば」と話す。税込み3300円で、オンラインでも購入できる。