札幌市中心部の大通公園で4日、初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」が開幕した。8日までの期間中、国内外から約270チーム、約2万7千人が参加し、市内17会場で踊りを披露。今年は観客も飛び入りで参加できる会場が6年ぶりに復活する。
曇り空の下、午後6時から開かれたオープニングイベントでは、色とりどりの衣装をまとい、鳴子などを手にした大学生の踊り子ら約450人が舞台に立ち、軽快にアレンジされたソーラン節に合わせて力強く舞った。
YOSAKOIソーラン祭りは、高知県の「よさこい祭り」と、北海道の漁師がニシン漁の際に歌った民謡「ソーラン節」を融合した祭り。今年で34回目。