大阪・関西万博は5日、アゼルバイジャンのナショナルデーを迎えた。公式式典では伝統的な打楽器が刻む軽快なリズムや弦楽器などの旋律に合わせて、民族衣装をまとったダンサーが舞踊を披露。会場から手拍子が湧き上がった。
アナル・アラクバロフ大統領補佐官が式典に出席し「これを機会にぜひ美しいわが国にお越しください」とあいさつ。観覧した兵庫県西宮市の公務員中井宏さんは「独特なリズムが圧巻だった。なじみのない国の文化を知ることができて楽しい」と話した。
アゼルバイジャンの自治体と友好関係にある石川県志賀町の和太鼓チームも同日、会場内の「フューチャーライフヴィレッジ」で演奏を披露した。