1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比1円34銭円安ドル高の1ドル=150円72~76銭。ユーロは1円15銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円17~24銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が当面利下げを見送るとの見方が広がり、日米金利差を意識した円売りドル買いが先行した。日銀が早期の追加利上げに慎重との観測も円売りを後押しした。
前日の日銀の政策決定会合では政策金利の維持を決めた。市場では「会合後の総裁会見でハト派的(利上げに消極的)な姿勢が目立った」(外為ブローカー)との声があった。