武藤容治経済産業相は22日、サウジアラビアのファリハ投資相と経産省で閣僚会議を開催し、2030年にサウジアラビアの首都リヤドで開かれる次回の万博に向けた協力で合意した。大阪・関西万博の運営で得られた知見を共有し、円滑な開催を後押しする。
武藤氏は会議の冒頭で「準備段階から開催期間に至るまでに蓄えられた、膨大な知見や経験を共有していく」と強調し、ファリハ氏は「多くの経験を引き継いでほしい」と応じた。リヤド万博の関係者を対象としたワークショップなどを開催していくという。
会議では、AIを使った自動運転技術による産業の高度化や、宇宙分野での連携強化でも協力していくことで合意した。