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【2】商売、常に身近にあった 若松味噌醤油店専務・若松真哉

2024/11/19 08:30

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2歳の私。大きくなるとゲームをしたり川や海で遊んだりと経験豊かに育っていった。当時の鹿島は活気であふれていた

 子ども時代の鹿島は祭りがとにかく多かった。春祭りと夏祭り、秋の産業祭やサケまつり。子どもたちはドッジボール大会、大人はバレー大会とスポーツイベントも充実していた。何でこんなに多いのかというほどだったが、ダムか何かができるよりも、子どもにとっては祭りは楽しく、無形の財産だった。 とりわけ秋は同じ時期に祭りが重なることもあり、父は中合、母は原町のガス祭りに出向く。私は地元のサケまつりの店番をしたこと...

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