高校に進学しても古生物学や地質学の専門書ばかりを読みあさり、クビナガリュウへの熱い気持ちは変わらなかった。時間を見つけては化石が発掘できる場所を探す中で、また一つ、クビナガリュウの手掛かりと出会う。 高倉山に行った帰りに、四倉史学館という資料館に立ち寄った。そこで、昭和初期に東大が発行した英語の論文と出会った。地質学の専門家である徳永重康さんが、いわきで初めてクビナガリュウが見つかった地層を調べ...
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