農作物を育てる際、土を耕す行為が広く行われている。この「常識」を覆し、「耕さない」農法が農作業の省力化や土壌環境の改善、温室効果ガスの排出抑制に効果があるとして注目を集めている。 会津美里町で有機農業に取り組む「自然農法無の会」代表の児島徳夫(73)は6月、水が張られた田んぼを前につぶやいた。「育ちは悪くないね。雑草が生えているから、どうなるかだな」 同会は今年から、コメ作りで土を耕さない「不耕...
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