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【8】ど素人から日本代表へ ラグビー元日本代表・大野均

2022/01/18 08:30

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初めてタイトル獲得を経験した2003年の日本選手権。東芝でラグビー選手として育ててくれた薫田監督を胴上げして喜びを分かち合った(東芝ブレイブルーパス東京提供)

 「ど素人が、ようやく素人になった」。闘志を前面に出したプレーで先発のチャンスをつかむと、薫田(くんだ)真広監督からそう評価してもらえるようになった。 薫田監督は就任2年目で、チームが目指していた積極的に前進し続ける「スタンディングラグビー」が形になろうとしていた。私のポジションはロック。一般的にはFWに分類され、私もFWのつもりでいたが、試合での使われ方は特殊だった。 攻撃の時はスクラムに入り、...

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