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【5】競い合う仲間いたから 陸上日本選手権男子800メートル優勝・田母神一喜

2022/06/18 08:30

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高校3年の時に世界ユース選手権で7位入賞を果たした私(左から3人目)。一緒に出場した遠藤日向(同4人目)は今も昔も特別な存在だ

 初めて日の丸を背負って走った日に感じた重圧は一生忘れないだろう。 学法石川高に入学直後は女子チームに交ざって練習していたが、その2年後には世界大会を懸けた戦いに挑んでいた。 世界ユース選手権に出場するため、参加標準記録の1分52秒を突破することが条件だった。当時の自己ベストは1分53秒。1秒を削ることの厳しさは理解していたが、何としても出場したかった。 学石からは1学年下の遠藤日向(住友電工)が...

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