「最後の1年、キャプテンをやらないか」。大学3年の冬、藤原正和監督に突然寮に呼び出され、長距離ブロックの主将を打診された。 3年時の箱根駅伝で中央大は11位となり、シード権を逃していた。藤原監督は、チームを離れて中距離に専念していた私を主将に任命することで、新チームの起爆剤になってほしかったのだと思う。3年間、自由に中距離をやらせてくれた監督に恩返しする意味でも、主将を引き受け、約1年ぶりに寮に...
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