• X
  • facebook
  • line

【4】2年連続「勝利の女神」 アニマルフォレストうつしの森代表・吉田睦美

2022/06/30 08:30

  • 有料記事
晩年は車いす生活だった信さん。動物の成長を楽しみにしていた義父の存在があったおかげで、私はヒツジと出合うことができた

 20歳の頃、富岡町のコンビニで働いているとき、いつも決まった時間に決まった商品を買う常連客がいた。後に夫になる和浩(58)だった。買う物を覚えたので、事前に用意するようになった。これがきっかけで言葉を交わすようになる。春の季節に、唐突にこう言われた。「川内村の実家でヒツジを飼っているから、見に来ないか」 新手のナンパかと思った。女性を誘うのにヒツジを使うなんて、斬新だ。でも、ヒツジは動物園でしか...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line