子ヒツジを買うあてがなく、途方に暮れていた。ところが、突破口は身近にあった。夫の実家がある川内村と北海道士別市は震災後、交流を深めていた。屋外活動が制限されていた村の子どもたちを受け入れる「士別にコラッセ夏学校」が催されるなど、村の復興に協力してくれていた。2013(平成25)年には「絆づくり協定」を結び、現在も交流が続いている。 「これは」と思った。士別はヒツジ飼育の先進地だ。世界各国のヒツジ...
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