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【6】必要なのは目標だった スプリントコーチ・秋本真吾

2022/07/18 08:30

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日本選手権大会で400メートル障害を走る実業団時代の私。所属先の会社の社長が私を大きく成長させてくれた

 30歳で現役を引退する―。そう誓ったのは、27歳の時。トラッククラブを退団して釣具のルアーメーカーの実業団に入り、約1年がたった2009年の秋ごろだ。  ルアーメーカーに入社して生活は一変した。それまで約2年間続けた早朝から深夜までに三つのアルバイトを掛け持つ生活から、安定した収入の中で練習時間や睡眠を十分確保できる生活に変わった。しかし、肝心の成績は鳴かず飛ばずでくすぶっていた。そんなある日、...

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