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【7】人生で初めての大けが スプリントコーチ・秋本真吾

2022/07/19 08:30

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日本選手権の予選敗退後、為末さんと写真を撮る私(左)。この大会で現役引退が決まったが、後悔は少なかった

 現役最後の挑戦と位置付けたロンドン五輪を翌年に控えた2011年の春、大会の練習中にアキレス腱(けん)を痛めた。「バキッ」。聞いたことのない音が体に響き、その日のうちに足がパンパンに腫れ上がった。人生で初めての、ハードルを跳べないほどの大けがだった。  この前年、約2年在籍したルアーメーカーの実業団を退団し、プロに転身した。実業団では、ロンドン五輪での引退を決意して競技への取り組み方を見直し、パフ...

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