東京電力は23日、福島第1原発の処理水について、新年度の海洋放出計画の素案を発表した。本年度と同じく7回に分けて約5万4600トンを海に流すが、放射性物質トリチウムの総量は約15兆ベクレルとなり、本年度より約1兆ベクレル増える見通し。年度内に正式決定する。 東電の示した新年度の計画素案は【表】の通り。トリチウムの年間総放出量は22兆ベクレルと定めており、放出する総量は下回る見通し。6回目完了後は...
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