「ゲーテはすべてを言った」で第172回芥川賞を受けた鈴木結生(ゆうい)さん(23)=郡山市出身、福岡市在住=は小学3年の時、郡山市で東日本大震災を経験した。自分が大切にしている本や漫画の原稿などを大きなバッグに詰め込んで避難したことが、小説の創作テーマの根源になっているという。「3・11」に当たり、本紙にエッセーを寄せた。 鈴木さんは福島民友新聞社の取材に、小学3年時の東日本大震災を「人間と...
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