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11月23日に「奇跡のピアノ」コンサート 東日本大震災から15年を考える

2025/11/07 18:00

 東日本大震災、復興のシンボル「奇跡のピアノ」・・・福島県ゆかりの奏者による演奏と地元高校生による合唱を通し、「震災と復興」の記憶を後世へつなぐ。

 出演者

遠藤洋さん(ピアノショップいわき代表)

 「奇跡のピアノ」を修復した遠藤洋さん(ピアノショップいわき代表)は高校卒業後に調律師の勉強を始め、その後ピアノショップいわきを設立した。

 震災でダメージを受けた「奇跡のピアノ」を始め、2019年の台風19号、昨年の台風13号ではピアノを100台以上修復した。現在も調律師として、ピアノの修復などに取り組んでいる。いわき市出身。

 大川義秋さん(KOTOMEN)

 希望を届ける双葉町出身の箏(こと)奏者。拓殖大卒業。自身も東日本大震災を経験した。箏奏者として国内外で活躍しながら、箏曲界最高峰の全国コンクールで二冠。文部科学大臣賞などを受賞するなど評価は高い。

 テレビ出演や雑誌の表紙を飾るほか、SNSの総フォロワー数は35万人を超える。動画再生回数は1億回を突破、実力と発信力を持ち合わせた今注目の箏奏者だ。

小田美樹さん(中学校教諭)

 南相馬市出身。南相馬市立小高中学校に在職中に東日本大震災を経験した。

 震災後、卒業生とともに合唱曲「群青」を制作。全国各地で震災当時の逸話やこれまでの経緯、また「群青」に関する講演や合唱指導などを行っている。

・大東文化大学の皆さん
・玉川大学の皆さん
・安積高校、日本大学東北高校の皆さん

 「奇跡のピアノ」とは

 東日本大震災で大津波に襲われた、旧いわき市立豊間中学校のグランドピアノが遠藤洋さんによって見事によみがえり、「奇跡のピアノ」と呼ばれるようになった。

 遠藤洋さんが「必ず生き返らせる」という熱い思いを胸に修復作業に取り組んだ結果、ピアノはよみがえり、「奇跡のピアノ」と呼ばれるようになった。

 福島県内外で「奇跡のピアノ」が復興のシンボルとして伝承されている。

申し込みフォームはこちら

開催日
2025年11月23日(日)午後3時~5時(開場午後2時)
場所
けんしん郡山文化センター中ホール
料金
入場無料(自由席)※事前申込制
定員
200人 ※応募多数の場合は抽選となります
応募締切
11月20日(木)午後5時
プログラム
◇玉川大学生(いわき市出身)によるピアノ演奏
◇遠藤 洋さんによる奇跡のピアノの解説&大東文化大学生とのトークセッション
◇安積高校・日本大学東北高校の合唱部員による合唱
◇大川 義秋さんによる箏×ピアノのセッション
主催
福島民友新聞社
協賛
SaCuRa Knowledge Factory、大東文化大学、拓殖大学、玉川大学 ほか(五十音順)
お問い合わせ・申し込み
福島民友新聞社 東京支社(営業部)
電話03-3563-5390(平日10:00~17:00)

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