「みそ屋の息子」 子どもの頃、地域の人からそう呼ばれることが多かった。田舎くさいような「みそっかす」と言われているような気がしつつも、周りに「みそ屋の息子」はほとんどおらず、ちょっぴり特別感も感じていた。 自分で言うのも恥ずかしいが文武両道だった。地域のスポーツ少年団でソフトボールの練習に励んだほか、特設陸上部員として出場した中学校体育大会では県大会に進んだ。中学では生徒会長で、勉強も得意だった...
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