「官僚として日本のために尽くしたい!」 「この国を変えるために働きたい!」 晴れて霞が関入りし、農林水産省の一員となった私だが、そんな高い理想を描くのは恥ずかしいと思っていた。「意識低い系」キャリア官僚の誕生だ。 定時上がりに銀ぶらして映画鑑賞、なんて憧れの都会生活を送っていた1年目から一転。2年目以降に待ち受けていたのは、タクシーで帰宅し、1時間だけ寝て、また1時間半かけて出勤する日々だった。...
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