母が見つけたのは、只見川電源流域振興協議会の臨時職員募集だった。私は大学卒業後の4年間、奥会津振興の仕事に携わった。 協議会は奥会津の9町村(町村合併があり現在は7町村)で組織していた。国と県からの電源交付金と各町村の負担金を財源に文化継承や観光促進、人材育成などに取り組んでいる。やることが10年計画で決まっていた。私は各種イベントの予算管理を任され、実際にウオーキングイベントに参加するなど...
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